愛情・友情・その他ミサキの人生に関わった男性について密かに綴る場所。
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創作ノートという名のミサキワールドへようこそ。
記事は思いつくままポツポツと書いていて、内容的にもカテゴリーの意味をなしてないことが多いので、ちょっと整理してみました。
関連する話ごとに並べています。

「続きを読む」からどうぞ。
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カブに「距離を置きたい」と言われた直後の話。

どこかにこの思いを発散させないと、自分から分離した「観客のミサキ」すらどっかに飛んでいってしまいそうだった。
手元にあった貰い物のファンシーノートを開いてペンをとる。
みるみるうちにページが言葉で埋まる。

ただ思いを吐き出す、日付もない不定期な日記。
そのノートに名前がついたのは割とすぐのことだった。

「創作ノート」

最近のできごとが全部つくりものだったらどんなに楽だろうか。
もし他人がこれを読んだら、創作物だと思えるだろうか。
そんな願いがこめられた。

結局感情が前面に出た文章は勢いしかないものなのだけど。

カブとの出会いから片想いに至るまで。
一度目の失恋や、諦めきれなかった思い。
半年以上経ってからのカブからの告白。

彼からの連絡を毎日待ちながら、ひたすら思い出を綴って気持ちを落ち着かせた。
以下は回想なかばのミサキのある日の記述。

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カジとの出会いの話。


ミサキが大学3年生の初冬。

一時期しょっちゅう同じような時刻…夜の12時頃に、近所のコンビニに行っていた。
ある夜もまた同じようにコンビニに行った。
会計時は店員の手元だけを見てその仕事を観察していたのはいつもと同じ。

ただしこの日は手元からちょっと視線を上げて、店員の名札を見た。
…フゥ(当時の彼氏)と同じ苗字だ…。
ぼんやりと考えながら視線を店員の顔まで上げる。

―…あっ……こ、こんばんわ。

思わず大きな声を出してしまった。それもマヌケに。

なぜならたまたま見た店員の顔、それは同じ大学でよく見た顔だったから。

2年生のとき、たまたま同じ講義を取っていた。
ミサキと同じ学科のコージィという女の子と友達で、紹介されたので名前も知っていた。
でも実はミサキは紹介される前からカジの名を知っていた。

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雨降りの日。湿気が重くたちこめるバスターミナル。

バスを待つ人の中に、ターミナルの一角で始まった物語の終章を感じた人はおそらくいない。
きっと「今日は天気が悪いな」というくらいの日常。

―プレッシャーって…何がさ…。

カブの言葉の意味を確認するミサキ。
閉じた傘からはほとんど水滴が落ちてしまい、小さな水たまりをそこに作っていた。
水たまりを靴で引っかきながら、カブは話しはじめた。

ここの空気が重たいのは間違いなく湿気だけのせいじゃない。
ミサキは眩暈に耐えながらカブの言葉を聞いた。
カブが何と言ったのかは覚えてないけれど、何とか意味が解することはできたらしい。

「俺にとってつきあってるということのプレッシャーが重くて苦しい」と言われたような気がする。
「自分でもどうしたらいいかわからないから、とにかく時間がほしい」と言われたような気がする。

つまりは「しばらく距離を置いて、考えさせてほしい」と。

観客だったもう1人のミサキがミサキ自身に言った。

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もともとミサキは雨の日が好きじゃない。
くせっ毛だから、湿度が高いと困ったことになるから。

そして。雨の日の最悪の思い出。

高校卒業後の話。
ミサキ、当時の彼氏のカブ、当時の親友のハナ、今も変わらずトモダチしてるマスの4人でつるんでいた。
ミサキは浪人生、カブとハナは同じ大学の学生、マスはまた別の大学。

この時点でおおかた結末は予想できたかもしれない。
でもミサキは、カブのこともハナのことも信じていた。
週に何度か2人に会えたから、それでよかった。

学部も違う2人が毎日昼食を一緒に食べていようとも。


新しい生活に慣れた頃のゴールデンウィーク、カブとハナにカラオケ行こうと誘われた。
一応、ミサキを挟んで座る2人。
いたって普通のカラオケになるはずだった。

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